色彩検定2級 配色技法の全パターン|色相配色とトーン配色の使い分け
同一・類似・対照色相配色から、ドミナント配色、トーンオントーン、トーンイントーン、セパレーション、グラデーションまで、2級で問われる配色技法を原理と作例で網羅。用語の混同を防ぐ整理術を紹介します。
色彩検定2級の配色技法は、『色相をどれだけ動かすか』と『トーンをどれだけ動かすか』という二つのものさしで整理すると、紛らわしい用語のほとんどが自然に区別できるようになります。
本記事では、同一・類似・対照色相配色という色相のものさしから、ドミナントカラー・ドミナントトーン、トーンオントーンとトーンイントーン、セパレーションとアクセント、グラデーション、そしてトーナル・カマイユ・フォカマイユまで、PCCS(日本色研配色体系)を土台に原理と作例で順に解説します。
色相配色(同一・類似・対照)の原理
色相配色とは、PCCS(日本色研配色体系)の24色相環の上で、組み合わせる色同士の色相番号がどれだけ離れているかによって分類する配色技法です。まず基準になるのが『距離ゼロ』の同一色相配色で、色相番号を一つに固定したまま明度と彩度だけを変えます。たとえば同じ赤系のなかで明るい赤と暗い赤を組むように、色みが一つなので最もまとまりやすく、配色に迷ったときの安全策になります。
色相番号の差がおおむね1〜3程度に収まる近い色相どうしをそろえるのが類似色相配色です。黄と黄みの橙、青と青緑のように、共通性を保ちながらも同一色相よりは変化が出るため、単調さを避けつつ穏やかにまとめたい場面で使われます。
一方、色相番号が大きく離れた組み合わせが対照色相配色で、色相環でちょうど正反対、すなわち180°対向の関係にあるものが補色色相配色です。