色彩検定2級 PCCS徹底解説|色相環24色とトーンの体系を読み解く
PCCSの色相環24色と12トーンの体系を、色相番号・トーン記号の読み方から解説。ヒュートーンシステムの活用法やマンセル表色系との違いまで、2級の中核である色の表示分野を確実に押さえます。
PCCS(日本色研配色体系)は、色を『色相24分割』と『トーン(明度と彩度をまとめた概念)』の2軸で整理する、色彩検定2級『色の表示』分野の中核です。この記事では、色相環24色の並びと補色の対向関係、12種のトーン、色相番号とトーン記号の具体的な読み方、そしてマンセル表色系との違いまでを、実際の記号例を交えて順に解き明かします。丸暗記ではなく『なぜその位置にあるのか』という理屈から押さえることで、配色技法を問う問題にも応用できる土台をつくります。
PCCS色相環24色の構成と対向関係
PCCS色相環とは、色相を24等分し色相番号1〜24で環状に並べた配置のことです。心理四原色である赤(2:R)・黄(8:Y)・緑(12:G)・青(18:B)を環の要所に置き、その間を橙・黄緑・青緑・青紫・紫・赤紫でつないで一周させています。
対向関係のポイントは『色相番号が12離れた位置が補色になる』という規則です。環をちょうど半周した正反対の色が補色にあたり、たとえば2:Rの向かいは14:BG、8:Yの向かいは20:V、12:Gの向かいは24:RPという対応になります。この『+12で補色』を覚えておくと、補色色相配色や対照色相配色かどうかを番号の引き算だけで素早く判断できます。24分割という粒度は、マンセルの100分割ほど細かくない代わりに、配色を組み立てる単位として人が扱いやすい大きさに設計されている点が特徴です。