ネットの危険:おうちで話しておきたいこと
インターネットやスマートフォンに触れる機会が増える中で、家庭で話しておきたいネットの危険について、一般的な類型を中心に整理してご紹介します。
インターネットやスマートフォンは今や子どもたちの生活の身近な存在になっており、動画視聴やオンラインゲームを通じて、知らないうちにさまざまな出会いや仕組みに触れる機会が増えています。ここでは、家庭で話しておきたいネットの危険について、一般的な類型を中心に整理してご紹介します。特定のアプリやサービスを名指しするものではなく、どのようなサービスにも起こりうる一般的な注意点としてご覧ください。ここでご紹介するのは家庭内で話し合うための一般的な視点であり、適切な対応はお子さまの年齢や利用状況、ご家庭の方針によって変わってきます。
なぜ「ネットの危険」について話しておきたいのか
小学生のうちからネットに触れる機会が増える一方で、危険の種類や起こり方を体系的に知る場面は限られています。禁止するだけでなく、どのような場面でどう気をつければよいかを具体的に伝えることが、家庭でできる備えの一つです。
ネットの危険は「怖いから使わせない」という一律の対応だけでなく、年齢や利用状況に応じて少しずつ判断力を育てていく、という向き合い方も一般的に紹介されています。お子さまの発達や利用の実態に合わせて、ご家庭で無理のない形を探っていただければと思います。
学校でも情報モラルに関する学習の機会がありますが、実際にどのようなアプリをどう使っているかは、ご家庭でなければ把握しづらい部分でもあります。学校での学びとご家庭での会話を組み合わせることが、実情に合った備えにつながりやすい進め方です。
きょうだいで年齢が違う場合、上の子に許可していることを下の子にも同じように許可してよいとは限りません。年齢や理解度に応じて、使えるアプリや利用時間を調整するご家庭も多くあります。
見知らぬ相手とのやり取りで気をつけたいこと
オンラインゲームやSNSなど、見知らぬ相手とやり取りできる仕組みを持つサービスは数多く存在します。相手が本当に同世代なのか、書かれているプロフィールが事実かどうかは、画面の向こう側からは分からないという前提を、まず知っておくことが大切だと一般に言われています。
「会おう」「住んでいる場所を教えて」といった誘いには応じない、少しでも違和感を覚えたら大人に相談する、といった基本的な対応を、具体的な言葉でお子さまと確認しておくことが役立つ場合があります。
「相手も子どもだから大丈夫」と思い込まず、やり取りの内容そのものより「知らない相手と直接つながる仕組みがある」という構造そのものに注意を向けておくことも、一つの視点です。
ゲーム内のボイスチャットやコメント欄など、文字だけでなく音声でやり取りできる仕組みを持つサービスも増えています。声を通じたやり取りは文字以上に個人的な情報が伝わりやすいという特徴があり、注意を向けておきたい場面の一つです。
課金・広告まわりで起きやすいこと
無料で遊べるゲームやアプリの中には、アイテム購入などの課金要素を含むものが少なくありません。保護者のクレジットカード情報が登録された端末で、お子さまが意図せず高額な課金をしてしまう、というケースが一般的な注意点として挙げられています。
広告の中には、ゲームの操作画面に似せて作られているものもあり、間違って広告をタップしてしまうことも起こり得ます。課金には必ずパスワードや保護者の承認を必要とする設定にしておく、といった端末側の備えが一つの対策です。
課金の仕組みは、ボタンひとつで操作が完了するよう作られているサービスも多く、お子さまが「実際のお金を使った」という自覚を持たないまま操作してしまうこともあります。端末の設定を見直すだけでなく、「これは実際のお金を使う操作かどうか」を一緒に確認する習慣も、一つの備えです。
個人情報をどこまで教えてよいか
氏名・学校名・住んでいる地域・写真など、個人を特定できる情報をネット上でどこまで公開してよいかは、大人でも判断に迷う場面があります。お子さまには「知らない相手には教えない」という基本ラインを、具体例を挙げながら伝えておくことが助けになります。
写真に写り込む背景(表札・通学路の目印など)から居場所が推測されることもあります。写真や動画を投稿する場合は、何が写っているかを大人と一緒に確認する習慣も、一般的な注意点です。
学校の集合写真や友だちが写っている写真など、自分以外の情報が含まれる投稿にも注意が必要です。自分のことだけでなく、周りの人の情報も守るという視点を、少しずつ伝えていくことが大切です。
アカウント作成時に生年月日や住所の入力を求められるサービスもあります。入力が必須でない項目は空欄のままにする、といった基本的な対応も一つの備えです。
スマートフォンやゲーム機には、保護者が利用時間やアプリのダウンロードを管理できる機能があらかじめ用意されていることが多くあります。こうした端末側の設定を確認し、必要に応じて活用することも、日々の会話に加えてできる備えの一つです。
おうちでのルールづくりのヒント
利用できる時間帯、使ってよいアプリの範囲、困ったときに相談する相手を、お子さまと一緒に決めておくと、ルールを「押しつけられたもの」ではなく「自分たちで決めたもの」として受け止めやすくなります。
ルールは一度決めたら終わりではなく、成長や利用状況の変化に合わせて見直していくものです。うまくいかない部分があれば、責めるのではなく、一緒に見直す機会として捉えていただくのも一つの向き合い方です。
「困ったときにすぐ相談できる」という安心感を持ってもらうことも、ルールづくりと同じくらい大切です。叱られることを恐れて隠してしまうと、対応が遅れる場合があるためです。
アプリでの活用方法
Norolu 小学ドリルの「ネットの危険」カテゴリは、家族月額プランでご利用いただけます(2026-08-10時点で公開中の問題数は合計254問。小3 3問・小4 41問・小5 83問・小6 53問、学年をまたぐ範囲や全学年向けの問題を含む)。
3択クイズという形式で、見知らぬ相手とのやり取りや個人情報の扱いなど、具体的な場面を想定した問題に取り組めます。本アプリはログイン不要で、学習の記録はお使いの端末内にのみ保存される仕組みです。ご家庭での会話のきっかけの一つとしてご活用いただけます。
各問題には短い解説がついており、なぜその選択肢が適切と考えられるのかをその場で確認できます。学年フィルタで今の学年の内容に絞って取り組めるため、ご家庭での話し合いの導入としてもご活用いただけます。
書いた人
Norolu 小学ドリル運営チーム
株式会社狼煙(Noroshi Inc.)が運営するNorolu Beaconの編集チーム。 お子さまに安心してお使いいただけるよう、保護者の方に向けて 記事をまとめています。
公開日:
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、内容には十分な注意を 払って制作していますが、正確性・最新性を保証するものではありません。 ご家庭の状況や学校の指導方針に合わせてご活用ください。
ほかの記事
保護者の方へ、もっと詳しく
安全性・学べること・学習記録の見かたをまとめたページもご覧いただけます。