紅茶をおいしく淹れるには?|ゴールデンルールの基本と、湯の扱い・蒸らし時間・茶器の選び方
特別な道具より、茶葉の量・湯の質・時間という条件を毎回そろえることが先です。ゴールデンルールとして挙げられる項目、ジャンピングが起きる仕組み、茶葉の大きさ別の蒸らし時間、ミルクティーとアイスティーのコツまでまとめます。
紅茶をおいしく淹れるコツは、特別な道具をそろえることではなく、茶葉の量・湯の質・時間という基本の条件を毎回そろえることにあります。イギリスで語り継がれてきたゴールデンルールは、まさにこの条件を言葉にしたものです。
この記事では、(1)ゴールデンルールとして挙げられる項目、(2)湯の扱いとジャンピング、(3)蒸らし時間の考え方と道具、(4)ミルクティーとアイスティーの仕立て方、の順に整理します。分量や時間の数値は資料によって幅があるため、おおよその目安として捉えてください。
ゴールデンルールとは?|おいしく淹れるための基本の目安
ゴールデンルールとは、紅茶をおいしく淹れるために古くから言い伝えられてきた心得をまとめたものです。一般には、良質の茶葉を使う、茶葉の分量を正しく量る、汲みたての水を沸騰させて使う、蒸らす時間を守る、といった項目が挙げられます。
ポットとカップをあらかじめ温めておくことも、多くの手引きで基本として挙げられます。冷えた器に湯を注ぐと温度が一気に下がり、茶葉が十分に開かないためです。手順としては、ポットに湯を回し入れて温め、その湯を捨ててから茶葉を入れる、という流れになります。カップにも湯を注いで温めておくと、注いだあとの温度が保たれます。
茶葉の分量は、カップ1杯あたり小さじ1杯程度が一つの目安とされますが、同じ小さじ1杯でも茶葉の形状によって重さが変わります。大きな茶葉はふんわりと多めに、細かい茶葉やCTCは詰まって重くなるため控えめに、と感覚をつかんでおくと安定します。量る、というひと手間が、毎回の味を同じにしてくれます。
湯はどう扱う?|汲みたての水とジャンピング
湯は、汲みたての水を勢いよく沸騰させたものを使うのが基本とされます。空気を含んだ湯だと、ポットの中で茶葉が上下に動くジャンピングが起こりやすく、成分が均一に出やすいと説明されます。